レーシックとは?
レーシックって何?
レーシック(Lasik)とは、Laser in Situ Keratomileusis「レーザーを角膜に照射し、修正する」という言葉の頭文字を取った略語です。
その名の通り、レーザー(エキシマレーザー)を使用して、眼の角膜を薄く削り、屈折力を調整して、視力を回復させる手術です。治療も10分程度で終わり、近視・遠視・乱視といった屈折異常による視力低下の改善が期待できます。
全米でのレーシックの症例数は、年間130万件以上にのぼります。日本では2000年1月厚生労働省(旧:厚生省)に、エキシマレーザーの安全性が認められ、メガネやコンタクトに代わる第3の視力矯正方法として、注目を浴びています。
品川近視クリニックでは、レーシックを受けた99.1%の方が結果に満足しており、手術翌日には裸眼でクリアな視界を取り戻すことができます。入院の必要もないため、日常生活への影響は最小限です。また、個人差はありますが術前の点眼麻酔により、痛みの無い治療で視力回復することも魅力のひとつです。
眼の仕組み
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角膜
黒目を涙の層で覆っている膜のことです。眼球を保護したり、目に入った光を屈折させる、レンズの機能も果たしています。
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水晶体
両凸レンズの形をした器官です。ここで、網膜に映る物のピントを合わせる働きをします。
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網膜
目の一番内側の透明な薄い膜。目に映る映像を、視神経を通して脳に伝達する機能を持っています。
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硝子体
眼球の大部分をうめる透明なゼリー状の組織。眼球の形を保つのと同時に、屈折された光を網膜まで送る働きをします。
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正視(近視・遠視・乱視がない眼)では、角膜を通った光が、角膜と水晶体で屈折し、網膜で焦点が合うようになっています。
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近視の場合は角膜が屈折する力が強いため、網膜より前方で焦点が合います。遠くの物がぼやけてしまい、はっきりと見えません。
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遠視の場合は角膜の屈折する力が弱いため、網膜より後方で焦点が合います。近くの物がぼやけて見えます。
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乱視の場合は、網膜の前方または後方で像の焦点が2つ以上できます。物がぼやけたり、二重・三重に見えます。
レーシックはこんな人にオススメ!
- 近視・遠視・乱視の方
- 裸眼で快適な生活を送りたい方
- メガネやコンタクトが煩わしいと思っている方
- 左右の視力差が激しい方
- ドライアイやアレルギーが酷くてコンタクトをするのが困難な方
- スポーツをする方
- 出かける際、メガネやコンタクト分の荷物を少しでも減らしたい方
- 近視や乱視の度数が強い方
- 仕事や美容上の理由で、メガネやコンタクトを使用するのが困難な方
- メガネやコンタクトが原因の肩こり・頭痛・眼精疲労で悩んでいる方
レーシックによる視力回復方法
レーザーを使用して眼の表面(角膜)に、ふた(フラップ)を作って開き、屈折を矯正するレーザー(エキシマレーザー)をあて、屈折力を変化させて視力を回復させます。強度近視の方や、乱視の方も治療することができます。手術時間も数分程で終わり、入院する必要もなく、そのまますぐ帰宅できるので、気軽に手術を受けることができます。
点眼麻酔
検査データをもとに診察を行い、問題がなければ点眼麻酔を行います。
フラップの作成
開眼器でまぶたを開き、フェムトセカンドレーザーを照射してフラップ(ふた)を作ります。
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A:角膜上皮
角膜の一番表面にあり、再生能力の高い細胞によって構成されています。
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B:ボーマン膜
この上部にある基底部で上皮細胞が作られます。
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C:実質層
角膜の90%をしめ、主にコラーゲン・タンパク質で構成されています。この層にエキシマレーザーを照射し、屈折力を変えることで視力を回復させます。
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D:デスメ膜
角膜実質層と内皮細胞層を密着させています。
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E:角質内皮
角膜組織に酸素と栄養分を補給するポンプの役割を果たしています。
屈折矯正
フラップを開き、適応検査で得られた詳細なデータをもとにエキシマレーザーを照射します。
角質実質層にエキシマレーザーを照射して、視力を矯正します。
消毒
フラップをもとの位置に丁寧に戻します。点眼をして施術は終了です。
レーシック手術後の注意事項
- メイク
目の回り以外のメイクは翌日より可能です。
- アイメイク
- 術後3日目からアイメイクは可能です。但し、術後1週間は控えめにして頂きます。
※レーシック以外の手術は、術後1週間目までアイメイクは不可。
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仕事
仕事は翌日検診後から可能です。ただし、野外でのハードなお仕事は2〜3日後から可能です。
職種により異なりますので詳しくは担当医師にご相談下さい。また、夜間は見えにくくなる場合もありますので、 夜間の見え方が安定するまで車の運転はお控え下さい。
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ハロー・グレア
夜間に光がにじんで見えたり、まぶしく感じたりする症状のことで、夜間は見えにくくなる場合もありますので、見え方が安定するまで車の運転はお控え下さい。
- 目薬
手術後は涙の分泌が減るので目薬を頻回に点眼して頂きます。
- サングラス
手術直後のフラップは不安定な状態ですので、帰宅時や外出時など、風にあたると眼が乾燥し、瞬きをした際にフラップにしわがよることがあります。そのため、翌日検診を受診されるまでは、保護用サングラスを必ず着用して頂きます。
- 眼帯
就寝時など無意識に眼を擦ることによって、フラップがずれることがあります。そのため、手術後1週間は、就寝時に必ず保護用眼帯を装着して頂きます。
レーシックのリスクやデメリット
・ドライアイ
治療中、フラップを作成したことによって、治療後は眼が乾燥しやすい状態になります。眼の乾きが気になる場合は点眼薬により、軽減できます。通常、症状は時間の経過とともに改善されますが、場合によっては長引く可能性もあります。
・出血
フラップ作成時の圧迫などが原因で、白目の部分(球結膜)が出血することがありますが、ほとんどの場合は数週間で改善していくことが多いです。
・フラップのズレ
手術後、切開部位に衝撃や圧力が加わるとまれにフラップがズレることがあります。
・夜間の視力
個人差はありますが、ハローやグレアといった、夜間の光がまぶしくにじんだように見える場合があります。ほとんどの場合こういった症状は数ヶ月で改善されていきます。
品川近視クリニックの医師は、日本眼科学会指定の眼科専門医が治療を担当しており、3万症例・5万症例といった豊富な経験を持つ医師が在籍しております。
治療に関わる不安やご不明点などございましたら、当院医師へお気軽にご相談ください。
レーシックの安全性
クリーンルームと感染症対策
手術室はISO14644-1基準を満たしたクリーンルームで行っており、また眼球に直接触れる器具は、使い捨ての物を使用しております。
手術に使用する器具はオゾン水や沸騰によって滅菌するオートクレーブという医療用滅菌器で、全ての器具を使用ごとに滅菌処理し、衛生管理を徹底して行っています。
経験豊富な眼科専門医が担当
品川近視クリニックには1万症例、3万症例、5万症例以上といった症例経験を持つ眼科専門医が在籍しています。
また、ICL指導医や、Zレーシック指導認定医・ウェーブライト指導認定医も在籍しています。
1:専門医学会が認定した大学や病院で、研修科目に基づいて5年以上の眼科臨床研修を完了していること。
2:専門医認定試験に合格すること
3:日本眼科医会会員の医師であること
以上の厳しい条件を全部クリアして初めて、眼科専門医に認定されます。しかし、永久資格ではないため、5年後ごとに学会や講習会への出席、論文執筆、講習会講師などによる単位取得を条件とした資格更新が義務付けられており、眼に関して信頼ある資格であると言えます。
135万症例以上の実績
品川近視クリニックでは今までに、135万症例以上手術を行っております。
また、当院はイントラレース・アレグレットシリーズ、Zレーシック症例数世界一も受賞しました。
Zレーシック認定書
受賞の盾
受賞の盾
受賞の盾
受賞の盾
シュインド社より
2009年度世界最大の
治療件数を受賞
ICLトロフィー
フラップの性質
イントラレースレーザーで作成したフラップは、角膜切開面が非常に滑らかでエッジ部分も直角に作られますので、手術後にズレやシワの起こりにくいフラップを作ることが出来ます。
またZレーシックでは、照射エネルギー量がさらに小さいため、角膜切開面が非常に綺麗なフラップに仕上がり、術後の炎症や、眩しくなる症状が抑えられます。
眼の表面にある角膜を、薄く円形状に切り取ったフタのことを”フラップ”と呼びます。
レーシック術後特別相談室を開設
よくあるご質問
痛みはあるか? | |
手術自体は患者様のほとんどが痛くなかったとおっしゃいます。 |
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失明しないか? | |
レーシックは、角膜の表面を薄く削る手術で、眼球の内部には影響ありませんので失明の心配はありません。 |
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10年、20年後影響は出ないか? | |
世界各国のドクターにより様々な検証や臨床試験が行われ、レーシックでの長期安全性について問題ないと報告されています。その安全性と効果から世界中で数百万人の患者様がこの手術を受けられており、すでに術後10年以上経過した方も多くいらっしゃいますのでご安心ください。 |
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後遺症が出ないか? | |
ハロー・グレア(夜間に光がにじんで見えたり、まぶしく感じたりする症状)や、ドライアイなどが考えられます。 |
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視力は戻らないか? | |
全く元通りになることはありません。 |
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本当に安全なのか?感染症は起きないか? | |
当院では空気清浄度が管理されたISO14644-1基準を満たしたクリーンルームで安心して手術を受けて頂ける環境を実現しています。実際に眼球、あるいは角膜に触れる器具はオートクレーブという医療用滅菌器で滅菌処理を行い、術前の医師は術着を着用し手指の消毒を行います。手袋などは使い捨ての物を使用し、使い回す事はありませんので感染症の心配もありません。 |
ハロー・グレアの発生
フェムトLDVで行うレーシックはイントラレースで行うレーシックより、大きい径のフラップが作成できるのでハローやグレアを抑えることが可能です。
再手術率
レーシックは再手術率が1%未満と大変少なく、ほとんどの方が安定した良い結果がでています。
万が一再手術が必要になっても、保障制度を設けておりますので、保障期間内であれば最初の一回は無料で再手術が受けられます。
ドライアイについて
フラップ作成時に角膜の知覚神経を一部切断するため手術直後は一律涙液の分泌が減少しドライアイ症状(目が乾く・かすんで見える)を生じます。
これは、感覚が鈍くなったことで起こる症状であり、回復まで涙の分泌が一時的に低下する事が原因です。通常は、術後に処方する点眼薬の使用によって改善されることがほとんどですが、人によっては長引く可能性もあり重度の場合は、涙点プラグや血清点眼などによる治療が必要となる事があります。
(当院での涙点プラグが必要になった場合は、材料費として1個につき1万円(税込)頂戴いたしております。予めご了承ください。)
非常に稀ではありますが術後に神経が過敏となりドライアイが改善しないと自覚する場合がありますが、神経因性の症状であることが多く、場合によっては他の医療機関に紹介する場合があります。